【ポケモンSM】混乱実ボルトロス【単体考察】
こんにちは、TKです。今回はタイトル通り7世代になって強化された混乱実を持たせた化身ボルトロスについて考えてみました。
~はじめに~
今作で大幅に強化され、実戦級となった混乱実。サイクラーにとって体力半分回復の効果は非常に大きい上に最大一つのPTに四つ採用できるため、なんやかんやS1から使用したPTのうち半々くらいの頻度で採用していました。しかし、発動条件の難しさから採用がピンポイントになるか発動したらラッキー程度のアイテムでした。そこで、いかに能動的に発動させるかに注目した結果みがわりという答えにたどり着きました。
というのも、HP50%-25%のときみがわりをするとHP25%を払って50%を得ます。つまり、先攻でみがわりを張ればオボンと同じ回復量に加えてみがわりを獲得でき、最低でもオボンのみと同等の効果を得ることができます。もちろん25%-までダメージを受けた場合は回復量がオボンよりも上回るため、オボンの上位互換になりうると考えました。
ここで重要となるのが「先攻で」みがわりをおくことなので、特性によりみがわりを先攻で張れて、6世代のときからオボン持ちが多く見られた化身ボルトロスに持たせてみました。
~調整案~
ボルトロス(けしんフォルム)@混乱実(フィラ以外) ずぶとい いたずらごころ
184(236) - * - 126(196) - 151(44) - 101(4) - 135(28) (王冠使用)
みがわり 電気技 @2
主な調整先
H-B:
同マンダの+1すてみ→みがわり→すてみを2回とも最高乱数を引かない限り耐え
A200ガブリアスのげきりん→みがわり→げきりんを中乱耐え(1回あたり127-108ダメージ)
A156ミミッキュのじゃれつく確定3耐え
H-D:端数
C:131-125ミミッキュが10まんボルトで約90%の乱数2発(皮込み3発)
S:最速キノガッサ抜き
(補足)従来のオボン持ちずぶとい型と比べてうまいこと混乱実が発動しやすいラインまで耐久を下げて、Cに回すことで対面から高確率でミミッキュに勝てる配分を目指しました。ミミッキュを意識しない場合はあまりをDやS方面に回すのも一考の余地アリです。
技候補
確定技
・みがわり…コンセプトなので確定技。
・電気技…タイプ一致打点。Cに振るなら10まんボルト、振らないなら放電でもよいかと。
優先技
・めざめるパワー氷…ガブに対面から、メガマンダに後投げから勝てるラインまでBに振ったので優先度高めです。
選択技
・わるだくみ…みがわりが残った場合にアドが取りやすいけど、Sが足りないから抜き性能があるかって言うとうーん。
・でんじは、どくどく、いばる…こちらもみがわりが残ったときに打ちやすい。巧みよりは一貫が取りやすい気がします。
・ちょうはつ…腐りにくさはトップだけど、みがわりとのシナジーは皆無。
・各種攻撃技…PTに合わせてお好きなサブウエポンをどうぞ。
~使用感~
10まん/めざ氷/結び/みがわりで使用。やろうと思っていたことはできましたが、パワーもSも足りなかったので非常に使いづらかったです。のちにみがわり→電磁波、混乱実→オボンに変えた結果めちゃくちゃ使いやすくなったので、強い人が考えた構成は強いという結論に至りました。
~反省点~
従来のオボン型の強みとして電磁波による阻害性能がめちゃめちゃ大きく、その役割を失ってしまったのが最大の問題点であると感じました。では、結びをやめて電磁波を採用すればよいかというと、火力増強手段のない10まん・めざ氷はPTによりますが対応範囲が狭すぎるため、結局採用がピンポイントになりやすいという混乱実の弱点を解消できていないと思います。
結局、みがわりにスペースを割くという行為がボルトロスにとって重すぎるという印象でした。
~まとめ~
@2がめざ氷/電磁波でよいPTで使う場合はオボン型より優先して採用してよいと思います。汎用性を高めるならHBベースよりはHSorHDベースにして10まん/気合玉/みがわり/悪巧みなどのほうが使いやすいかもしれません。考え方は間違っていないと思うので、これを読んで興味をもった方がいらっしゃれば考察の続きをお願いします。良い型が見つかったらこっそり教えてください。
おわり。
【ポケモンSM】第6回JPNOPEN使用構築~6世代純正受けループ~【シングル】
こんにちは、TKです。今回はJPNさん主催の対戦オフ第6回JPNOPENに参加してきました。結果は日本ブロック6-3で直接対決の結果により3位、予選抜けならずでした。
使用構築はこちら。
<構築の経緯>
まず、受けループを使用した理由としては、
・得意なメガシンカが軒並み使用不可である
・6世代で使用したラティアス入りのベースが受けループであるため大本を勉強する
ということです。
具体的な中身に関して、7世代に入りTODが弱体化したことにより、3体全員を倒す必要が生まれました。そこで定数ダメサイクルの面を強く押し出したPTを考えていたところ、かなり私の考えに近いPTを作っている受けルーパーの方がいらっしゃったので、丸パクリもとい参考にさせていただきました。
<個別紹介>
ラッキー@しんかのきせき しぜんかいふく
ずぶとい hBD
ちきゅうなげ どくどく ステルスロック タマゴうみ
サイクル下でステロと毒を撒き散らすポケモン。毒と異なりステロは一貫して相手を削ることができるので優先的に撒くようにしました。特殊であればZ技であっても概ね受けることができてかなり信頼できました。
選出:6(5)/9
グライオン@どくどくだま ポイズンヒール
ようき HbS
じしん どくどく みがわり まもる
6世代と違いみがまもしているだけで勝てることはなくなってしまい、"毒を撒く"という行動の重要度が上がりましたが、毒を撒くことと相手をみがまもでハメるという2つの行動を両立するのはかなり難しいと感じました。一方で鋼への打点に乏しいのでじしんを打ちに行くポケモンとしては活躍する機会が多かったです。
選出:3(1)/9
ヤドラン@メガ石 さいせいりょく→シェルアーマー
ずぶとい HBd
ねっとう あくび てっぺき なまける
オリジナルの電磁波の部分をあくびに変えて採用しました。理由は麻痺によるSダウンが半分になったことにより電磁波を採用する理由がほぼないからです。代わりに起点回避とステロを踏ませるという2つの意味を持たせられるあくびを選びました。今回はあくびも全く役に立たなかったので心底どちらでもよかったです。
選出:3(3)/9
わんぱく HBds
ドリルくちばし ちょうはつ てっぺき はねやすめ
安定した物理受けとしてとても信頼できました。特にちょうはつは、接触を避けるために補助技でお茶を濁してくる相手に打ったり、起点回避のために打ったりと非常に重宝しました。
選出:9(6)/9
ずぶとい HB
ヘドロばくだん めざめるパワー炎 なやみのタネ こうごうせい
今まで使い慣れた型のフシギバナとの使用感がかみ合わず、やや難しかった印象を受けました。最近はスイクン、ニンフィアといったメインの役割対象が軒並み使用率が下がっているので変えてみても良いかもしれません。
選出:3(1)/9
バンギラス@ラムのみ すなおこし
しんちょう HD
イカサマ おいうち ほえる ねむる
ゲンガーによるサイクルカットカットだけでなく、ほえるイカサマによる起点回避性能が高く、ねむるによって毒に対しての切り替えしも効くので、選出率は低いですが活躍率は高かったです。こだわりテテフに対してもラッキーと両選出すれば完封できることも好印象を受けました。
選出:3(2)/9
<まとめ>
久しぶりに他人の作ったPTを使用しましたが、強い人が使っていたものだけあって7世代に変わってもかなり戦えました。新ポケモンのうちテッカグヤとドヒドイデだけ対処法がわからないので、そのあたりでオリジナリティを加えられたらと思います。
対戦したくださった日本ブロックの皆さん、運営のスタッフの皆さんありがとうございました。JPNOPENは毎回ブロック内の和気藹々度が高くて好きです。
<参考PT>(敬称略、リンク許可を取っていませんので問題があれば消去します)
あすぱぁ/S17 【最終/最高2201】 純正受けループ ~毒の迷路~ : 不死鳥になりたい
【ポケモンORAS】6世代まとめ【】
6世代に使用した構築のまとめです。
構築記事を残しているものはリンクから飛べます。
・シングル
S7~8
(水)
S9
S10(1827)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/07/29/123226)
S11(1750)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/09/16/020127)
S12(1750)
第2回さいはてオフ(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/11/21/230046)
S13(1833)、第32回シングル厨の集い(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/12/06/121709)
S14(1802)、真皇杯関東予選(ベスト64)、ラストチャレンジ(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/03/19/192938)
S15
ファクトリーオフ(ベスト16)
(草)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/05/05/001505)
第33回シングル厨の集い(ベスト8)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/05/02/003904)
S16、第4回JPNOPEN(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/06/06/004234)
S17(1902)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/09/13/224105)
第2回Master'sオフ(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/08/09/213938)
第5回JPNOPEN(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/08/14/222133)
・ダブル
S8~9(1702)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/08/01/140009)
S10
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/08/18/000329)
S11
S12
S13(1849)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/01/19/121449)
GS
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/05/02/211917)
S14~17(1850)
【ポケモンORAS】シーズン14~17使用構築ライチュウマンダ【ダブル】
どうも、TKです。シングルに引き続きダブルも最高レートを更新できました。簡単に記録を残します。
並びはこちら。
ほぼ前回と変わっていません。
構築にいたるまで
以前はファイアローを採用していましたが、マンダと範囲が被り気味であることとヒードランが重ためだったので、ヒードラン含め鋼に高打点を取れるポケモンを探していたところバシャーモというアイデアが降ってきたので採用しました。
個別解説
CS
うちの相棒枠。警戒されるようになったのか集中を食らいやすく、今シーズン非常に動きづらかったです。WCSの影響があるのでしょうか。普段であれば通っていなくてもほぼ選出していましたが、最終日はよっぽど必要でもなければ出せませんでした。
選出1位
バシャーモ@メガ石 いじっぱり もうか→かそく
AS
ヒードランに強い高打点炎枠。かなり環境に刺さっていましたが、もともとバシャーモを主軸に組んだPTでないためこの子のポテンシャルを活かしてあげられませんでした。
まもるが自然に採用できる点、一致ではありませんが全体技を持ちしかもズルが期待できる、メガガルーラを確定で飛ばせると優秀なところづくめで、使い手次第で化けうるポケモンだと思いました。ただ、2メガ選出したいことがすごく多かったのでメガ前もかそく推奨です。
選出率:4位
キリキザン@いのちのたま いじっぱり まけんき
AS
アイアンヘッド はたきおとす ふいうち まもる
バシャと高相性なポケモン。いわずもがなの強さでした。ゴーグル採用でもよかったかもしれません。
選出率:3位
クレセリア@カゴのみ ずぶとい ふゆう
HBベース
強引に相手を詰ませるクレセリア。単体としては十分な強さでしたが、PTに合っていたかというと何とも。一応このコなしでは勝てなかった対戦もありました。
選出率:6位
スイクン@オボンのみ ひかえめ プレッシャー
CS
ねっとう れいとうビーム おいかぜ まもる
僕が好きなやつ。場を荒らして死に際に追い風を撒いてが大体決まるから強い。先発の安定感が抜群でした。
選出率:2位
AS
すてみタックル ドラゴンクロー おいかぜ まもる
安定したメガエース。遅いガルーラが多かったのか上から通る場面は多かったように思いました、最速取ってよかったです。
選出率:5位
まとめ
個々は強力なポケモンが多かったのですが、PTにまとまりがなかったかもしれません。対戦中もアローだったらなと思う場面も多く、書きながらもあのポケモンを入れてみてもよかったかなというアイデアが浮かんでくるので全体的に構築に対する理解度は足りなかったです(4シーズンも使ってたのに)。
マンダを主軸に組んだPTなのでマンダ選出のほうが勝率はよかったです。ちなみにシーズン12でも実はバシャ入りを組んでいましたが、こちらはバシャが大活躍だったのでバシャが悪いわけではないということを言っておきたいです。
また、前回はマンダの選出がトップだったのが今回は5位に落ち込んだことに関してですが、これは2メガ構築にしたことにより選出回数が割れてしまったのでこのような感じになりました。基本選出はライチュウ+スイクン+キザン+メガどちらかという形になります。
ネガティブな発言が多いですが、最高レートを更新したことはうれしく思います。しかし、この結果に満足しておらずもっと上に行きたいという気持ちはあるのでサンムーンでもライチュウとともに頑張ります。アローライチュウとかカプ・コケコとかすでに向かい風を感じています…。
【ポケモンORAS】シーズン17使用構築アスランドFinal【シングル】
どうも、TKです。第6世代お疲れさまでした。
今回は自身の最高レート更新とともに目標であったレート1900を達成しましたので記録として残します。
並びはこちら。
最高/最終:1902
構築にいたるまで
今シーズンがORAS最終シーズンであるため、結果を出せそうな構築という意味でも思い入れの意味でもシングル厨の時に使用したバナバンギの並びを使いたいと思いました。
もともとはウルガモスが入っていたPTですが辛い相手も多かったために改善策が必要であり、色々な構築記事を漁った結果として受けループにたどり着きました。というのもラティアス→ラッキー、ランドロス→グライオン、コバルオン→グライオンと置き換えてみると役割対象やタイプ耐性においてかなり受けループに似ている部分があるように感じました。受けループとの違いとして耐久は本家に比べ低く、Sと火力面を伸ばした並びとなっているので、ヤドランと耐性や役割が近く殴り性能を高めたポケモンを採用するのが良いだろうという考えから、ここ最近気に入ってるスイクンを採用する運びになりました。
個別紹介
ラティアス@メガ石 おくびょう ふゆう NN:Latias
181 - * - 111 - 136 - 151 - 178
特殊に対して受けだすクッション兼積みエース。ガル入りには積極的に選出します。上に上がるにつれ選出機会が多かったです。
選出率:50%
ランドロス@たべのこし いじっぱり いかく NN:おじさま♡
193 - 188 - 113 - * - 101 - 136(非理想)
じしん うちおとす ビルドアップ みがわり
鋼対策。もともとは全抜きを狙える枠としての採用でしたが、1:1交換に持ち込む立ち回りをすることが多かったように思います。相手次第では荒らしも担えたり、エースになれたりとかなり自由度の高いポケモンなので、ランドロスの使い方は常に意識しながら立ち回るのが良いですね。
選出率:60%
コバルオン@ゴツゴツメット ようき せいぎのこころ NN:ラークスパー
183 - 120 - 154 - 99 - 93 - 173
対ガルーラ枠。ひみつ麻痺以外でほぼガルーラには勝ってくれました。終盤になってガルーラだけでなく、思ったより広い範囲を見れてることに気づいたので、もっと信用してあげればまだ上に行けたかもしれないなと思いました。
選出率:35%
スイクン@オボンのみ ひかえめ プレッシャー
179 - * - 135 - 152 - 136 - 135
ヤドラン係。ウルガを入れていたときは重かったマンマンやカバルカあたりに一貫して削れるので以前よりは広く浅く相手できるようになったのが一番の変化だと思います。水が通るPTに対してはこのコだけでタテられることもあり、そうでなくとも半壊させることが多いので重宝しました。今までバナでしか見れていなかった相手がスイクンでも相手できるようになり選出を縛られにくくなったのもgoodでした。
選出率:70%
バンギラス@ラムのみ いじっぱり すなおこし NN:バンギちゃん
206 - 170 - 131 - 151 - 81
メガゲンガーにサイクルカットされることを嫌ってのおいうちバンギ。こいつを選出したときの勝率が非常に悪く、何度も外そうと思いましたがゲンガーを逃がさず次のサイクルに参加させないようにすることができるのはこのコしか思いつかなかったので最後まで頑張ってもらいました。
選出率:45%
フシギバナ@メガ石 ずぶとい しんりょく→あついしぼう NN:おしぼり
187 - * - 127 - 129 - 131 - 101
PT単位で辛いゲッコウガ、マリルリあたりに対し強いこのコも唯一無二のポケモン。技構成でかなり悩みましたが、もともとの採用理由である上で挙げたポケモンたちを見ることができるこの構成に落ち着きました。1600~1800まではよく選出していましたが、1900までではバナに厚い選出をされることが多かったので通っていても選出しないようにしていました。逆にバナを見れるポケモンを探しながら相手の選出を絞ることで優位に進められることが多かったので選出抑制の意味では活躍したといえます。
選出に関して
・ガルガブ対面厨パ→アス+コバル+ランドorスイクン
バシャ入りにはランド、アロー入りにはスイクンで概ね勝てます。ゲンガーを切った選出ですが、まず選出されません。選出されたとしても初手なのでサイキネ急所でオッケーです。
・ガルクレセドラン→スイクン+コバル+アス
スイクンで崩しながらラティアスで締めます。ドランが選出されない場合は少し楽になるかもしれません。
・ガルカバゲッコ→バナ+コバル+スイクン
ガル入りに対し唯一バナを選出します。カババナorスイクン対面を常に作りながら裏に一貫を作るように立ち回ります。
・マンマン→スイクン+バンギ+メガ
基本初手のスイクンが通るため水氷の範囲を押し付けるように立ち回ります。それでもマンダとウルガが重いのでバンギも添えて厚めの選出にしましょう。
・カバルカ→スイクン+バナ+バンギ
スイクンでカバルカを1.7体くらい持っていきバナでルカリオを処理、ラストのカイリューをバンギ突破します。ドロポンを3連で当てる必要があるので勝てればラッキーです。
・バシャサンダーナット→ランド+アス+1
ランドナット対面を作り起点にする以外勝てませんが、大体決まります。
・サザングロス→スイクン+2
グロスを焼きます。
・受けループ→スイクン+ランド+バナ
グライスイクン対面からラキに引かせてこちらランド投げ、出てくるヤドランにバナを合わせてやどりぎで消耗させます。
よくいる並びに対してはこんな感じでしょうか。最後のほうは適当ですが、思い返すと本当にこんな立ち回りでもなんとかなるくらいには優秀なメンツでした。
まとめ
スイクンを採用したことによりかなり広い範囲を見れるようになったのが非常に強かったです。ランドコバルアスの並びでランドロスに食べ残しを持たせる場合はこの構成が僕の中では結論になるかなと。辛いポケモンはヘラ、カイリュー、メガバンギ、エルレイドあたりです。エルレイドはタイプ上無理です。残りは一致弱点でも落ちない高火力ポケモンたちですね。まず崩せないです。
ORASの後半戦はずっとラティアスを使ってきてある程度の結果も出せたのでとても楽しかったです。次世代も長く使っていけるポケモンたちに出会えるのを楽しみにしています。
レートでマッチングした方々対戦ありがとうございました。次世代もプレイ予定なのでお手柔らかにお願いします。
おわり
次回のオフ参加予定は今のところないので、6世代の構築記事は最後になる可能性ありです。サンムーンではまともな種族値であればミミッキュを使いたいと思っています。
【ポケモンORAS】第5回JPNOPEN使用構築アスランドver.23【シングル】
どうも。TKです。今回はJPNさん主催の第5回JPNOPENに参加してきました。
結果は予選抜けを賭けた対戦を落としてしまい5-3で予選落ちでした。
並びはこちらです。
(いつものXY大人のおねえさんじゃないのは参加名が天堂寺ムスビだったからです。)
構築の経緯
三大僕が使うのが苦手なメガポケモンの一体であるリザードンXを克服したいということを目標にスタートしました。文句なしでリザXと補完がよいスイクンとガルーラ軸に対して信頼して投げられるアスランドを採用し、さらに竜の一貫切りにニンフィアとガルーラのストッパー役にゲンガーを添えました。
個別紹介
ラティアス@メガ石 おくびょう ふゆう NN:まどか
181 - * - 111 - 136 - 151 - 178
上で述べたようにガルーラ入りに対して強い駒として採用しました(正確にはガルガブの取り巻きに安定します)。受けポケモンとしての性質を遺憾なく発揮してくれました。
選出:5/9
ランドロス@たべのこし いじっぱり いかく NN:おじさま♡
193 - 113 - 188 - * - 101 - 136
じしん うちおとす みがわり ビルドアップ
ラティアスとのサイクルに適した駒として採用しました。今回はガル入りに対してアスゲンガー+ニンフorスイクンの選出が安定したのであまり選出しませんでした。クチート、ギルガルドに対しての打点とガッサを見ることができる枠としての役割が大きいです。
選出:1/9
スイクン@オボンのみ ひかえめ プレッシャー NN:むらくも
179 - * - 135 - 152 - 136 - 135(非理想)
最近気に入っているCSスイクン。遅いガルーラと無振りスイクンを受けきる耐久振りのファイアローあたりに刺せるため使い心地は良かったです。
前回のJPNOPENと調整はほぼ変更なしですが、めざパを飛行から電気へと変更しました。これにより水とのミラーである程度の打ち合いが可能になり、ねっとうやけどに頼るプレイングが減りました(ヘラを落とせない時点で飛行を使うメリットなくないか?)。また、持ち物をメガネからオボンに変更しています。火力アップアイテムを持たないのでHDカバがドロポンで飛ばなくなってしまうことがデメリットになりますが、それよりも打ち分けができるメリットのほうが大きいと考えました。今回はオボンが活きた場面のほうが多かったのですが、ここはPTに合わせて選択したらよいと思います。
ハイドロポンプでウルガをかっとばしたときは最高に気持ちよかったです。病みつきの火力。
選出:5/9
リザードン@メガ石X いじっぱり もうか→かたいツメ NN:プロクス
183 - 129 - 99 - * - 106 -138
このコを克服してから6世代を終わりたかったので採用。少し分かり合えたように思います。ギャラドスのときのことを思い出していじっぱりのHSベースとしました。積みエースは意地HSが一番合ってるのかなと。
なによりウルガモスに対して後出しから受けられるところがラティアスと組むに当たって最も評価が高いです。
選出:4/9
ニンフィア@せいれいプレート ひかえめ フェアリースキン NN:あおいエイル
201 - * - 113 - 144 - 151 - 85
ハイパーボイス いやしのすず ねがいごと あくび
HPタンク。有利対面を作ってから受けだししてくるポケモンに対しあくびを打って裏にボイスの一貫を作る動きが強かったです。
また、いやしのすずは状態異常で止まりやすい取り巻きのサポートする役目として非常に優秀でした。具体的には初手のアスボルト対面で電磁波を嫌ってほかのポケモンに引いた場合こちらの手持ち2体をさらす上に処理が遅れてしまいますが、裏にこいつがいれば電磁波をもらいながらアスでボルトを突破する強気の立ち回りがしやすかったです。実際にはボルトを落とした時点でスイクンやゲンガーで詰めるということも多かったですが精神衛生上の問題です。
願い事に関しては裏のポケモンに負担をかけずに交代できるのが面白そうだと思ったので採用しましたが、使いどころが難しく、毒持ちのクレセやポリ2、サンダーあたりとの耐久戦において鈴と合わせて有利に立ち回れる程度でした。
選出:5/9
ゲンガー@きあいのタスキ おくびょう ふゆう NN:アゲラタム
135 - * - 81 - 182 - 95 - 178
こごかぜ搭載の至って普通のゲンガー。もともとはナットをガル受けとし採用していましたがあまりにも安定しないため受けることよりガルーラ自身の性能を落とすことで他のポケモンでも対処できるようにすることを意識してゲンガーを連れていきました。ガルーラを見るだけならコバルで十分ですがマリルリで詰んでしまうため彼はベンチ送りとなりました。
こごかぜ持ちを採用した理由は対ガブリアスで有利が取れることと起点回避に有効であるからです。
選出:4/9
まとめ
PT全体としてガルーラに勝てそうな雰囲気が感じられませんが意外と勝てるためそこそこの結果を出せました。しかし、選出とプレイングの部分でそこそこ止まりになってしまったのが非常に残念です。
重いポケモンは速いドラゴンとキノコ系統です。ラティアスを使っている以上ドラゴンはいつものことですが、キノコをすかせるポケモンが一匹もいないのは立ち回りがシビアになってしまうので良くなかったです。特にモロバレルはイカサマを打ってくるためランドロスで見ることができず、予選でモロバレル入りには2敗しました(1敗はキノコ関係なかったですが)。
今回は準備をしっかりと行い、気持ちが入っていただけに非常に悔しい結果となりましたが、予選抜けを賭けた争いに久しぶりに臨めたのはおおいに刺激になりました。
対戦していただいたカナダブロックのみなさん、お話ししてくださったみなさんありがとうございました。また、主催のJPNさんをはじめとして運営のみなさま、今回も楽しかったです。また次回を楽しみにしております。ありがとうございました。
おわり。
次回のオフ参加は未定なのでのんびりレートします。
【ポケモンORAS】Mastersオフ使用構築アスランドver.22【シングル】
こんにちは。今回は横国大のポケモンサークルのかめどりさん主催のMastersオフに参加してきました。あまり成績はよくなかったのでメモ程度に簡単に。
構築の経緯
サンムーンの発売が決まり弱体化される前にガルーラを使いたかったのですが、シーズン19が最終と思いきやシーズン18が最終とのことでレートで使うチャンスがなくなってしまいました(最終はバナバンギ使いたいので)。
なのでどっかしらのオフで使おうと思い、今回持っていく運びになりました。
メインとなる軸としてはメガガルーラで物理受けを強引に突破してランドを通していく戦い方を想定しています。
個別紹介
ラティアス@メガ石 おくびょう ふゆう NN:まどか
HSベース
いつも通りのラティアス。ガルーラが誘う格闘を見てもらうのと、対ガル入りの対面パに強い駒として採用しました。りゅうせい外しやめて。
選出:3/8
ランドロス@たべのこし いじっぱり いかく NN:おじさま♡
HSベース
じしん うちおとす みがわり ビルドアップ
こいつもいつも通り。最初に書いた通りこいつを通していくことを一番に考えるようにしました。
選出:7/8
コバルオン@ゴツゴツメット ようき せいぎのこころ NN:あおこ
HSベース
こいつもいつも通り。今回のPTは実はガルーラがめっちゃしんどいのでコバルの活躍場面は多かった。ただウルガと同時選出すると引きづらいので少し難しかったです。
選出:5/8
ガルーラ@メガ石 いじっぱり きもったま→おやこあい NN:ラブマシーン
HAベース
クレセリアに勝てる古代兵器H振りのメガガルーラ。耐久ポケを崩してもらいたかったのでグロすてみを採用しました。
その場合にふいは確定として残りの技は高速高火力にやや薄いPTだと感じたためねこだましを採用しました。結果的にゴーストに対して実質有効打を持てなくなってしまい立ち回りが窮屈になることがありましたが、どの技も切りづらいので難しいですね。個人的に先制技はあまり好まないので不意切りはありうるかなと思います。
意地ASでもよかった気がしていてまだまだ研究不足という感じがしました。
選出:3/8
ウルガモス@こだわりスカーフ ひかえめ ほのおのからだ NN:こまち
CS
相手のゲッコウガが重かったので前シーズン流行したスカーフウルガを採用しました。かなり動きやすかった印象です。ギガドレとサイキネは選択。ミミが重ためなのでサイキネも十分採用価値はあります(ラティアスとは)。
選出:6/8
ゲッコウガ@いのちのたま おくびょう へんげんじざい NN:こたろう
CS
特殊一本のゲッコウガ。ゲンガーがめちゃ重なので採用しました。範囲が広くてラストの詰め筋としても優秀だったと思います。ファイアローが重くなってしまったので、スイクンやギャラでもよかったかもしれません。
選出:0/8
まとめ
選出としてはガルゲッコウルガの対面選出とランドコバルアスのサイクル選出、ランドウルガ@1の高火力ごり押し選出の3軸を柔軟に使うことができ、比較的使いやすかったです。
しかし、耐性的にも数値的にも受けだしが効きづらいのに、積まないと火力がいまいちでウルガ頼りの立ち回りになりやすかったのは反省点です。逆にウルガが通るPTには圧倒的な強さがありますが。
巷ではぶっ壊れと名高いガルーラを使ってみて、確かに強いのですがガルーラにはガルーラなりの難しさもありました。また、PTを組んでみて対面厨パは非常によくできていると感じました。ガルーラと組みやすいのはやはりランドよりガブのほうが適任のようです。
戦績は数字だけみると悪いように見えますが、対戦自体はかなり良い勝負ができていたと思っています。ただ、より勝ち筋を増やす、負け筋を減らすプレイングがありえたのはまだ改善できる部分ですね。
おわり。
次回は第5回JPNOPENに参加予定です。