【ポケモンSM】第34回シングル厨の集い最下位構築~両刀X~【シングル】
どうも、TKです。このたびはシングル厨の集いに参加してきました。
結果は予選2-3で直対の結果6位、予選落ちです。対戦していただいた方々ありがとうございました。
使用した構築は次の通りです。
~構成~
メガリザードンXの無駄なCをなんとかしたいという全世界の願いを叶えるべく、両刀リザXから組み始めた。両刀にするにあたって現環境では100族の速さを確保する必要性を感じなかったためSを切り捨てることにし、下がったSを活かせる「トリックルーム」を主軸としたPTを組むことを目指した。そこで、環境にすでに存在する「カバリザミミッキュ」の積み展開を偽装するミミッキュ起動のトリル→Zカバ+鈍足リザを使い始め、回していく中で紆余曲折を経て上のような並びとなった。
~個別紹介~(採用順)
リザードン@メガ石X
ゆうかん 185 - 149 - 99 - 129 - 105 - 108
不要になったSの分を耐久に回すことができるためトリル下で高速・高耐久・高火力のオバケを生み出すことに成功した。
技構成に関してはコンセプトの特殊技としてサイクル下で打ち逃げ可能なオーバーヒート、高打点を叩けるメインウエポンの逆鱗・フレドラを採用。残り1枠はサイクル戦で不利を取らないように体力管理が可能な羽休めとした。選出次第ではリザを絶対落としてはいけない対戦になることが多く、後述の三日月の舞だけでは足りない場面も多かったので羽の採用は正解であった。
オバヒの使用感としてはサイクル戦でとりあえず打っておくという場面が多く、思ったより機能していた。特に、ナットやゴツメカグヤが反動ダメを稼いで裏の圏内に押し込もうとする動きをしてきた際に一方的にアドを取れ、強力に感じた。
Sを下げたことにより勝てなくなる相手もある程度出てきてしまったため、いかにトリル下で動かすかを選出段階で考えておかないと立ち回りが窮屈になりがちであったところはつらかった。
ずぶとい 227 - * - 189 - 95 - 131 - 105
サイコキネシス れいとうビーム トリックルーム みかづきのまい
トリル起動役として採用。最初はトリルミミッキュとの両採用をしていたが、クレセを出す場面しかなかったので単騎にした。リザが苦手な地面、マンダ、バシャに後投げしやすいところが高評価であった。
技構成もこれらのポケモンに打点をとれるサイキネ・冷ビの2ウエポンとし、残りはコンセプトのトリルと自主退場のできるみかまいで確定。クレセ自身の回復技がなくて困った場面がなかったわけではないが、クレセを生かすよりリザの動かす回数を増やしたほうが勝ちに直結するためこれでよしとした。
モロバレル@くろいヘドロ
ずぶとい 221 - * - 134 - 105 - 101 - 50
リザで倒せないレヒレ・アシレあたりに後投げができる駒が必要であったため採用。舞わせなければミミッキュも後投げから対処できる。サイクル面でリザXと非常に相性が良く、トリル下でも強力なポケモンであった。
技構成は火力が高いエナボと起点回避できる3枠を採用とした。ナット絡みのサイクルを崩せるめざ炎がほしいこともあったが、バレルを切ってリザ死に出し安定ですの場面でクリアスモッグ連打ができるところが優秀だったため切ることができなかった。
最長眠りで勝ちを強引に引き寄せられた一方で、最速起き以外勝ちの場面で最速起き負けをしてしまったりと良い意味でも悪い意味でも運に左右されやすいポケモンだった。
カプ・テテフ@霊Z
ひかえめ 173 - * - 109 - 190 - 135 - 115
サイコキネシス ムーンフォース シャドーボール めざめるパワー地
対テテフで勝つ方法が体力フルのリザが対面から相打ちを取るしかなかったため、対面から7割以上の確率で勝つことができる霊Zテテフを採用した。トリル下でも動かせる遅さであるためエース・終盤のスイーパーとしてもgood。
技構成はここまでで重めなドラン意識のめざ地を採用している以外特筆すべきことはなし。
カバルドン@バンジのみ
わんぱく 215 - 132 - 187 - * - 93 - 67
じしん ステルスロック ふきとばし なまける
最初は地面Zのアタッカーを使用していたが、あまりに弱かったため解雇となり、のちにステロ撒き兼ミミッキュへの牽制として復帰した。クレセほど広くはないがリザの苦手なポケモンへのケアができるところで高評価。
技構成はあくびよりも相手を確実に流せる吹き飛ばしを優先したが、トリルが切れる場面の隙を減らせるあくびも優秀であるので一長一短。
あくびに関してもそうだが、トリル適性があるのにそれを活かせていないところがややもったいないと感じている。
ガルーラ@メガ石
いじっぱり 191 - 151 - 127 - * - 101 - 114
ひみつのちから からげんき じしん グロウパンチ
ミミッキュ牽制枠として裏メガ採用。考察時間が足りなかったため
【ポケモンSM】シーズン3・第15回キツネの社mf使用構築~ビリファイヤー~【シングル】 - 未開のブログ
で使用した個体を流用した。
ガルーラを見せることで相手の格闘枠を呼び込み、クレセにトリル以外の役割を持たせることができるため選出が歪むのを回避するという点でPTにフィットしているので、技構成や調整を変えることでよりよいPTになるかもしれない。
~所感~
両刀リザの使用感はよく、この構築に至る前の並びではレートをかなり上げることができた。上の方ではあまり勝てなかったので上位の環境を意識してこの並びに変更したが、試運転が足りず動かし方がわかっていない感は否めなかった。
サイクルの中でトリルリザードンの一貫を取る選出・立ち回りができると勝率が良かったので構築段階でリザクレセを積極的に出せるPTにできたのは満足しているが、リザ以外のエースの少なさが選出の窮屈さの原因と考えられる。
オフでは選出が良くなかった対戦が多かったので反省ポイント。
おわり。
~次回~
メガラティアスと心中。
【ポケモンSM】第3回真皇杯予選使用構築まとめ【シングル】
どうも、TKです。
このたびは真皇杯の関東・オンライン・ラスチャレの3つの予選に参加してきました。それぞれで使用した構築をこと細かく解説するほどの結果もやるきもないので、内容だけまとめます。
結果は以下の通りです、
関東…予選5-3で直対3位
オンライン…7-4(途中撤退)でレート1542、64位
ラスチャレ…予選4-3で直対5位
~関東予選~
・構成
メガゲンガーを軸としたサイクルを目指し、ゲンガーが苦手とする地面タイプと高速ポケモンを「見えるS操作」で抑制しながら、「見えないS操作」を通すことができる構成にしようとした。
・個別紹介
ずぶとい 197-*-111-126-121-101
ひかえめ 155-*-116-161-118-130
いじっぱり 177-200-135-*-116-95
ひかえめ 167-*-103-166-104-131
ようき 155-172-91-*-90-145
いじっぱり 193-188-113-*-101-136(非理想)
・所感
見えないS操作を通すこと自体は機能していた。シンプルに使いやすくレートも自己最速のペースで上げることができていたが、ちょうど BossRush があった前後から苦手とするマンダが急増したことと、ランドで easy win していたナット等の減少により勝てなくなってしまったため解散した。今後の環境次第ではマイナーチェンジをしながら戦っていけるとは思う。
~オンライン予選~
・構成
マンダの増加に伴い、草枠のブルルに限界を感じたためマンダに打点を持てる草枠として雨エースにルンパを据えた。その分空いたスペースにはバトン軸において優秀なエースとなれるレボルトを採用した。
・個別紹介
…関東と同じ
ひかえめ 161-*-90-156-120-117
おくびょう 154-*-90-197-101-168
・所感
グドラに比べてルンパのほうが環境に刺さっていたのか、雨選出時の勝率は格段によくなった。一方で、非雨での勝率は芳しくなかった。個体調達の都合でレボルトの型を考察しきれなかったこととランドが置物になっていたことが反省点。
ちなみに本当はレボルトバシャの代わりにカイリューとメガッサムを使用する予定だったが、BPが無くてハッサムナイトが調達できなかったためこの並びで臨むこととなった。あとでレートに潜ったところバカ負けしたためBPが足りなくて本当によかった。
~ラスチャレ~
・構成
いつのまにかバシャがレート環境を席巻していたためラティアスが行けるのではと思い、ずっと温めていたウツロアスカグヤの並びを主軸に組んだ。
・個別紹介
…関東と同じ、画像ではバトンとなっているが直前にいわなだれに変更した。
…関東と同じ
おくびょう 181-*-111-136-150-178(非理想)
おくびょう 191-*-80-160-152-170
おくびょう 150-*-115-126-117-180(個体値:31-*-31-30-31-30、めざ炎)
れいせい 201-139-124-143-131-70(非理想、めざ氷)
・所感
使い慣れたアスランドの並びだったのでミスの少ない立ち回りができたと思う。各方面へのストッパーとして重要な役目であるカグヤの型がフィットしていなかったところは考察不足であった。個々のスペックは高いが、ウツロアスカグヤの並びで選出することがなかったので、主軸として機能していないのはよくなかった。
~おわりに~
読んでいただきありがとうございました。また、対戦していただいた方、運営の皆様、ありがとうございました。シーズン4はレートがドロドロに溶けているので探さないでください。
~次回~
ラティアスナイトが使えると信じてる。
【ポケモンSM】シーズン3・第15回キツネの社mf使用構築~ビリファイヤー~【シングル】
どうも、TKです。シーズン3お疲れさまでした。
今回はタイトルにもあるようにシーズン3の後半と第15回キツネの社mfで使用した構築になります。並びはこちら。
~主な結果~
シーズン3:最高1950/最終-
キツネの社:予選3-6
~構築について~
7世代に入り、「もえつきる」の獲得という強化をされたファイヤーを使ってみたいというところから組み始めました。ファイヤーに飛んできやすい電気、水、岩のすべてを半減にでき相性のよいビリジオン、ビリジオンからの引き先になるメガクチートを採用しました。
残りはクチートをエースとして動かす場合に苦手なポケモンたちのストッパーになれるクレセリア、ガブリアス。ここまで霊の一貫が切れていないこととガブクレセとの並びがキレイになるという理由でガルーラを採用という順番で完成しました。
~個別紹介(選出率順)~
ファイヤー@ヒコウZ プレッシャー
おくびょう 165 - * - 110 - 177 - 112 - 149
ぼうふう だいもんじ もえつきる とんぼがえり
主な調整先
C…ぶっぱ(もえつきる+Zぼうふうで177-151レヒレが確定)
S…準速ミミッキュ+1
D…DL対策(200テテフのフィールドサイキネを確定耐え)
今回の主軸。有利対面を作ってからもえつきる・Zぼうふうの火力を押し付けていく動きがシンプルに強かったです。調整先にもあるようにもえつきる+Zぼうふうは炎タイプを消すことでレヒレの水技やカバの岩封を耐えながら処理することができ、重宝しました。一方でZが無いと倒せないポケモンが多いPTに対してはどのタイミングで使うかが難しかったです。特にマンダやリザXにはZぼうふうで致命傷を与えることができますが、Z使用後に対面すると起点なりかねないため注意して立ち回る必要があります。
技構成はコンセプトのもえつきる、高火力Zを出すためのぼうふうは確定。残りは炎を消したくないときや燃えたあとに打てる大文字、ミミッキュの皮をはがしながら展開できるとんぼがえりを採用しました。
選出率(社)…9/9
ガブリアス@スカーフ さめはだ
いじっぱり 183 - 200 - 116 - * 105 - 154
主な調整先
なし
普通のスカガブ。クチート選出の際に重くなるウルガモス・リザあたりのストッパーとして採用しました。また、電気の一貫切りの役目も重要。火力が足りないのが嫌だったので意地っ張りで使用していましたが、舞ったリザXとのS関係が分からなくて困った場面が多かったので陽気も一考の余地アリです。
技は一致打点のげきりん、じしん。ファイヤーが出せないときのナットの処理ルートとして炎牙。サイクルを有利に進められて、型の勘違いも期待できるステロ。有利対面ドヤステロしたら負けまくったので気を付けましょう。
選出率…9/9
クチート@メガ石 いかく→ちからもち
いじっぱり 157 - 150 - 106 - * - 75 - 70
じゃれつく はたきおとす ふいうち つるぎのまい
主な調整先
なし
取り巻きのどのポケモンとも相性がよいメガエース。どんどん高速になっていく環境でトリル耐性の低めなPTが多いかった気がします。ただ、対鋼が構成上厳しいため、テテフ対策の鋼にストップされがちでした。
技構成は6世代のスタンダードと思えるものを使いました。剣舞は受けループ崩しにほしかったので外せませんでした。
選出率…3/9
ずぶとい 227 - * - 189 - 95 - 151 - 105
サイコキネシス れいとうビーム トリックルーム みかづきのまい
主な調整先
なし
最初の3体を決めた時点でマンムーとバシャが重かったため、この2体に強くトリルからクチートのサポートをできる回復の薬を採用しました。また、PT単位で胞子の一貫が激しいのでゴーグルを採用することでごまかしています。トリルからクチートの展開も多かったですが、そこまで遅くないファイヤーをトリル下で動かしたり、S上昇の積み技に対してトリルで切り返してガブやビリジオンを動かすことも多く、おもしろかったです。
技構成はサポートのトリル、三日月。バシャ、マンムーに打てるサイキネ、氷4倍組も重たいのでれいとうビームで完結しています。
選出率…2/9
ガルーラ@メガ石 きもったま→おやこあい
いじっぱり 191 - 151 - 127 - * - 101 - 114
ひみつのちから からげんき じしん グロウパンチ
主な調整先
H-B…156ミミッキュのじゃれを確定3耐え
A…131-90ミミッキュに+1じしんが乱数1個切り1発
S…準速ガッサ+2
ゴーストの一貫を切るために採用。トリル下で動かすことを考えた結果、Sには振らずグロパンで火力を補助することを考えた結果HBに厚めに振る形になりました。グロパンを積む隙が思っていた以上になく、動きづらかったのでここの枠はまだ改善策があるかもしれません。
技構成は一致でズルできるひみちか、メガ前のゴーストとの対面で打てる空元気、メガ後に打つじしん、削れた相手や皮はがしににアドが取れるグロパンとしました。
選出率…3/9
ビリジオン@たつじんのおび せいぎのこころ
ようき 167 - 142 - 92 - * - 149 - 176
主な調整先
なし
ファイヤーからの引き先として採用。同じ耐性をもつガッサ・ブリガロンと比較して特殊耐久の数値が高いため、特殊型の多い水・電気に対してはより安定した受けができることを期待してビリジオンを選びました。サイクル参加を求めて採用したため耐久が落ちる珠ではなく帯を採用していますが、実際にサイクルをさせる場面はほとんどなかったため珠でもよいと思っています。主に剣舞で崩したい受けループ、闘・草・岩の範囲が通るリザ入りのPTに対し選出していました。
技構成は範囲の優秀な3ウエポンを採用しています。
選出率…1/9
~選出パターン~
基本選出…
or
多くのPTが炎+飛行の高火力を受けづらいためファイヤーを積極的に押し付けます。電気を止めるためにガブ、最後にガブでスイープするために荒らすメガ枠が基本選出です。ミミッキュがいるときはガルーラを出すことが多いです。ファイヤーを2回動かしたいときにはメガ枠ではなくクレセを出します。
ファイヤーが通らないとき(ヒードランとか)…
伝統ともいえる並び。ガブから入ってステロを先に撒くパターンもあります。コケコグロスランドに対しては基本選出だけでなくこちらの選出をすることもあります。
トリルクチートが通るとき…
or
こちらもクレクチのよくある形。ファイヤーを出すときは初手に置いてZから起動することで3対2にして戦いたいです。逆にガブを出すときはクチート→クレセ→クチートで場を荒らしてガブでスイープします。レートの上のほうではこの選出が多めでした。
受けループ…
ファイヤーのとんぼで有利対面を作りながら剣舞ビリジの一貫を作ります。ヤドランはやきつくす+Zぼうふうで処理可能。
~重たいポケモン~
・Zぼうふうで処理しきれない水
基本的に水はファイヤーで誘ってZで処理することが多かったため、アシレーヌや瞑想スイクンなどと対面してしまうと崩されやすいです。
・ステロ+スカテテフ
単純に高火力が受からないです。一応クチートであれば対面処理可能ですが、クチートに対する引き先を用意しない人はまずいないので難しいところ。ふいうちを通せないのも辛い。
Z消費後にカバを処理できるルートが凍らせる以外にありません。
~結び~
最初は遊び気分でファイヤーを使い始めましたが、思っていたより強く、ほぼすべての対戦で選出する程度には使いやすかったです。「主軸を活かす」という点でよく機能していました。このPTがうまくいった要因もいくつか思うところがあるので、非常に実り多いシーズンとなりました。レートにてマッチングした方々、対戦ありがとうございました。
今回はORASと通算して自己最高レートを更新することができ、ようやくまともな最高レートを得ることができたかなと思っています。同じPTで参加したキツネの社では思ったような成績を出せませんでしたが、そこで立ち回りについてよく考えるきっかけを得ることができました。対戦していただいた方々、アドバイスをくださった方々ありがとうございました。
おわり。
~次回~
雨ラグに興味があります。
【ポケモンSM】混乱実ボルトロス【単体考察】
こんにちは、TKです。今回はタイトル通り7世代になって強化された混乱実を持たせた化身ボルトロスについて考えてみました。
~はじめに~
今作で大幅に強化され、実戦級となった混乱実。サイクラーにとって体力半分回復の効果は非常に大きい上に最大一つのPTに四つ採用できるため、なんやかんやS1から使用したPTのうち半々くらいの頻度で採用していました。しかし、発動条件の難しさから採用がピンポイントになるか発動したらラッキー程度のアイテムでした。そこで、いかに能動的に発動させるかに注目した結果みがわりという答えにたどり着きました。
というのも、HP50%-25%のときみがわりをするとHP25%を払って50%を得ます。つまり、先攻でみがわりを張ればオボンと同じ回復量に加えてみがわりを獲得でき、最低でもオボンのみと同等の効果を得ることができます。もちろん25%-までダメージを受けた場合は回復量がオボンよりも上回るため、オボンの上位互換になりうると考えました。
ここで重要となるのが「先攻で」みがわりをおくことなので、特性によりみがわりを先攻で張れて、6世代のときからオボン持ちが多く見られた化身ボルトロスに持たせてみました。
~調整案~
ボルトロス(けしんフォルム)@混乱実(フィラ以外) ずぶとい いたずらごころ
184(236) - * - 126(196) - 151(44) - 101(4) - 135(28) (王冠使用)
みがわり 電気技 @2
主な調整先
H-B:
同マンダの+1すてみ→みがわり→すてみを2回とも最高乱数を引かない限り耐え
A200ガブリアスのげきりん→みがわり→げきりんを中乱耐え(1回あたり127-108ダメージ)
A156ミミッキュのじゃれつく確定3耐え
H-D:端数
C:131-125ミミッキュが10まんボルトで約90%の乱数2発(皮込み3発)
S:最速キノガッサ抜き
(補足)従来のオボン持ちずぶとい型と比べてうまいこと混乱実が発動しやすいラインまで耐久を下げて、Cに回すことで対面から高確率でミミッキュに勝てる配分を目指しました。ミミッキュを意識しない場合はあまりをDやS方面に回すのも一考の余地アリです。
技候補
確定技
・みがわり…コンセプトなので確定技。
・電気技…タイプ一致打点。Cに振るなら10まんボルト、振らないなら放電でもよいかと。
優先技
・めざめるパワー氷…ガブに対面から、メガマンダに後投げから勝てるラインまでBに振ったので優先度高めです。
選択技
・わるだくみ…みがわりが残った場合にアドが取りやすいけど、Sが足りないから抜き性能があるかって言うとうーん。
・でんじは、どくどく、いばる…こちらもみがわりが残ったときに打ちやすい。巧みよりは一貫が取りやすい気がします。
・ちょうはつ…腐りにくさはトップだけど、みがわりとのシナジーは皆無。
・各種攻撃技…PTに合わせてお好きなサブウエポンをどうぞ。
~使用感~
10まん/めざ氷/結び/みがわりで使用。やろうと思っていたことはできましたが、パワーもSも足りなかったので非常に使いづらかったです。のちにみがわり→電磁波、混乱実→オボンに変えた結果めちゃくちゃ使いやすくなったので、強い人が考えた構成は強いという結論に至りました。
~反省点~
従来のオボン型の強みとして電磁波による阻害性能がめちゃめちゃ大きく、その役割を失ってしまったのが最大の問題点であると感じました。では、結びをやめて電磁波を採用すればよいかというと、火力増強手段のない10まん・めざ氷はPTによりますが対応範囲が狭すぎるため、結局採用がピンポイントになりやすいという混乱実の弱点を解消できていないと思います。
結局、みがわりにスペースを割くという行為がボルトロスにとって重すぎるという印象でした。
~まとめ~
@2がめざ氷/電磁波でよいPTで使う場合はオボン型より優先して採用してよいと思います。汎用性を高めるならHBベースよりはHSorHDベースにして10まん/気合玉/みがわり/悪巧みなどのほうが使いやすいかもしれません。考え方は間違っていないと思うので、これを読んで興味をもった方がいらっしゃれば考察の続きをお願いします。良い型が見つかったらこっそり教えてください。
おわり。
【ポケモンSM】第6回JPNOPEN使用構築~6世代純正受けループ~【シングル】
こんにちは、TKです。今回はJPNさん主催の対戦オフ第6回JPNOPENに参加してきました。結果は日本ブロック6-3で直接対決の結果により3位、予選抜けならずでした。
使用構築はこちら。
<構築の経緯>
まず、受けループを使用した理由としては、
・得意なメガシンカが軒並み使用不可である
・6世代で使用したラティアス入りのベースが受けループであるため大本を勉強する
ということです。
具体的な中身に関して、7世代に入りTODが弱体化したことにより、3体全員を倒す必要が生まれました。そこで定数ダメサイクルの面を強く押し出したPTを考えていたところ、かなり私の考えに近いPTを作っている受けルーパーの方がいらっしゃったので、丸パクリもとい参考にさせていただきました。
<個別紹介>
ラッキー@しんかのきせき しぜんかいふく
ずぶとい hBD
ちきゅうなげ どくどく ステルスロック タマゴうみ
サイクル下でステロと毒を撒き散らすポケモン。毒と異なりステロは一貫して相手を削ることができるので優先的に撒くようにしました。特殊であればZ技であっても概ね受けることができてかなり信頼できました。
選出:6(5)/9
グライオン@どくどくだま ポイズンヒール
ようき HbS
じしん どくどく みがわり まもる
6世代と違いみがまもしているだけで勝てることはなくなってしまい、"毒を撒く"という行動の重要度が上がりましたが、毒を撒くことと相手をみがまもでハメるという2つの行動を両立するのはかなり難しいと感じました。一方で鋼への打点に乏しいのでじしんを打ちに行くポケモンとしては活躍する機会が多かったです。
選出:3(1)/9
ヤドラン@メガ石 さいせいりょく→シェルアーマー
ずぶとい HBd
ねっとう あくび てっぺき なまける
オリジナルの電磁波の部分をあくびに変えて採用しました。理由は麻痺によるSダウンが半分になったことにより電磁波を採用する理由がほぼないからです。代わりに起点回避とステロを踏ませるという2つの意味を持たせられるあくびを選びました。今回はあくびも全く役に立たなかったので心底どちらでもよかったです。
選出:3(3)/9
わんぱく HBds
ドリルくちばし ちょうはつ てっぺき はねやすめ
安定した物理受けとしてとても信頼できました。特にちょうはつは、接触を避けるために補助技でお茶を濁してくる相手に打ったり、起点回避のために打ったりと非常に重宝しました。
選出:9(6)/9
ずぶとい HB
ヘドロばくだん めざめるパワー炎 なやみのタネ こうごうせい
今まで使い慣れた型のフシギバナとの使用感がかみ合わず、やや難しかった印象を受けました。最近はスイクン、ニンフィアといったメインの役割対象が軒並み使用率が下がっているので変えてみても良いかもしれません。
選出:3(1)/9
バンギラス@ラムのみ すなおこし
しんちょう HD
イカサマ おいうち ほえる ねむる
ゲンガーによるサイクルカットカットだけでなく、ほえるイカサマによる起点回避性能が高く、ねむるによって毒に対しての切り替えしも効くので、選出率は低いですが活躍率は高かったです。こだわりテテフに対してもラッキーと両選出すれば完封できることも好印象を受けました。
選出:3(2)/9
<まとめ>
久しぶりに他人の作ったPTを使用しましたが、強い人が使っていたものだけあって7世代に変わってもかなり戦えました。新ポケモンのうちテッカグヤとドヒドイデだけ対処法がわからないので、そのあたりでオリジナリティを加えられたらと思います。
対戦したくださった日本ブロックの皆さん、運営のスタッフの皆さんありがとうございました。JPNOPENは毎回ブロック内の和気藹々度が高くて好きです。
<参考PT>(敬称略、リンク許可を取っていませんので問題があれば消去します)
あすぱぁ/S17 【最終/最高2201】 純正受けループ ~毒の迷路~ : 不死鳥になりたい
【ポケモンORAS】6世代まとめ【】
6世代に使用した構築のまとめです。
構築記事を残しているものはリンクから飛べます。
・シングル
S7~8
(水)
S9
S10(1827)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/07/29/123226)
S11(1750)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/09/16/020127)
S12(1750)
第2回さいはてオフ(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/11/21/230046)
S13(1833)、第32回シングル厨の集い(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/12/06/121709)
S14(1802)、真皇杯関東予選(ベスト64)、ラストチャレンジ(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/03/19/192938)
S15
ファクトリーオフ(ベスト16)
(草)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/05/05/001505)
第33回シングル厨の集い(ベスト8)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/05/02/003904)
S16、第4回JPNOPEN(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/06/06/004234)
S17(1902)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/09/13/224105)
第2回Master'sオフ(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/08/09/213938)
第5回JPNOPEN(予選落ち)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/08/14/222133)
・ダブル
S8~9(1702)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/08/01/140009)
S10
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2015/08/18/000329)
S11
S12
S13(1849)
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/01/19/121449)
GS
(http://tk12.hatenablog.com/entry/2016/05/02/211917)
S14~17(1850)
【ポケモンORAS】シーズン14~17使用構築ライチュウマンダ【ダブル】
どうも、TKです。シングルに引き続きダブルも最高レートを更新できました。簡単に記録を残します。
並びはこちら。
ほぼ前回と変わっていません。
構築にいたるまで
以前はファイアローを採用していましたが、マンダと範囲が被り気味であることとヒードランが重ためだったので、ヒードラン含め鋼に高打点を取れるポケモンを探していたところバシャーモというアイデアが降ってきたので採用しました。
個別解説
CS
うちの相棒枠。警戒されるようになったのか集中を食らいやすく、今シーズン非常に動きづらかったです。WCSの影響があるのでしょうか。普段であれば通っていなくてもほぼ選出していましたが、最終日はよっぽど必要でもなければ出せませんでした。
選出1位
バシャーモ@メガ石 いじっぱり もうか→かそく
AS
ヒードランに強い高打点炎枠。かなり環境に刺さっていましたが、もともとバシャーモを主軸に組んだPTでないためこの子のポテンシャルを活かしてあげられませんでした。
まもるが自然に採用できる点、一致ではありませんが全体技を持ちしかもズルが期待できる、メガガルーラを確定で飛ばせると優秀なところづくめで、使い手次第で化けうるポケモンだと思いました。ただ、2メガ選出したいことがすごく多かったのでメガ前もかそく推奨です。
選出率:4位
キリキザン@いのちのたま いじっぱり まけんき
AS
アイアンヘッド はたきおとす ふいうち まもる
バシャと高相性なポケモン。いわずもがなの強さでした。ゴーグル採用でもよかったかもしれません。
選出率:3位
クレセリア@カゴのみ ずぶとい ふゆう
HBベース
強引に相手を詰ませるクレセリア。単体としては十分な強さでしたが、PTに合っていたかというと何とも。一応このコなしでは勝てなかった対戦もありました。
選出率:6位
スイクン@オボンのみ ひかえめ プレッシャー
CS
ねっとう れいとうビーム おいかぜ まもる
僕が好きなやつ。場を荒らして死に際に追い風を撒いてが大体決まるから強い。先発の安定感が抜群でした。
選出率:2位
AS
すてみタックル ドラゴンクロー おいかぜ まもる
安定したメガエース。遅いガルーラが多かったのか上から通る場面は多かったように思いました、最速取ってよかったです。
選出率:5位
まとめ
個々は強力なポケモンが多かったのですが、PTにまとまりがなかったかもしれません。対戦中もアローだったらなと思う場面も多く、書きながらもあのポケモンを入れてみてもよかったかなというアイデアが浮かんでくるので全体的に構築に対する理解度は足りなかったです(4シーズンも使ってたのに)。
マンダを主軸に組んだPTなのでマンダ選出のほうが勝率はよかったです。ちなみにシーズン12でも実はバシャ入りを組んでいましたが、こちらはバシャが大活躍だったのでバシャが悪いわけではないということを言っておきたいです。
また、前回はマンダの選出がトップだったのが今回は5位に落ち込んだことに関してですが、これは2メガ構築にしたことにより選出回数が割れてしまったのでこのような感じになりました。基本選出はライチュウ+スイクン+キザン+メガどちらかという形になります。
ネガティブな発言が多いですが、最高レートを更新したことはうれしく思います。しかし、この結果に満足しておらずもっと上に行きたいという気持ちはあるのでサンムーンでもライチュウとともに頑張ります。アローライチュウとかカプ・コケコとかすでに向かい風を感じています…。