【ポケモンUSM】ウルトラスーパーハイパーチャレンジ使用構築~リザンシー~【公式大会】
お久しぶりです。TKです。
今回はウルトラスーパーハイパーチャレンジの使用構築になります。
ルールは
・シングル6300
・ポケモン、持ち物の重複可
となっています。SMで行われた大会「シャドースチール」とUSMから追加されたポケモン、道具が使える以外同じルールです。
前回のシャドースチール(http://tk12.hatenablog.com/entry/2017/08/28/000348)に引き続き、ディアンシーを軸に組始めました。
使用構築はこちら
~結果~
最終1610
~構築経緯~
ディアンシーを1体しか持っていないので引き続きトリラー兼エースの役割を持たせることからスタート。前回の反省を活かして鋼・水・地面のいずれにも性能上弱くないリザYを採用。
ディアンシー、リザに一貫する岩への対策にカバルドンを採用。また、リザが出せない相手に軒並み強くトリル適性が高いガブリアスを裏メガに採用。カバとのシナジーも熱い。
ここまででリザが水に弱くないとはいえ、メガ前では受けられず、晴れ下でも受けだしは怪しいため高耐久草のナットレイを採用。
この時点でネクロズマはPTに入れられると知り、これネクロズマ止まらんくね?ということからネクロズマに強いネクロズマを採用することにした。
~環境予想~
環境に合わせてPTを組んだわけではないが、一応対策したいポケモンは挙げた。
・禁止組
ジガルデ…前回のシャドースチールで猛威をふるったポケモン。パフェルデは非メガでは今大会の最高種族値タイ。高耐久からりゅうまい神速でなぎ倒せるのでワンキルするか切り返し手段が必要。
マーシャドー…前回使用率1位。みんな大好き高速高火力広範囲。タスキが多い。
各種ネクロズマ…合体することによりジガルデとは違い条件なしで最高種族値を出せる。ネクロズマはシャドボを覚えないためミラーの打点がない。これを解消するために月食ネクロ(以降ネクロルナ)が多いと予想。
スカイシェイミ(以降スカイミ)…単純にひるみが強い。相手をイラつかせるだけでなく上振れ次第で対戦をひっくり返しやすい。
マギアナ…幻組では最も入手しやすい。トリルからのアバレがシンプルに強い。
・通常組
ランドロス…幻組に地面が通りやすい。シングルレートでもわかる通り型がひたすら多い。ステロを撒けるのも大変優秀。
ミミッキュ…いつも通り強いが、ネクロルナと日食ネクロ(以降鋼ズマ)に皮を貫通されるのでやや減ると予想。
・アイテム
きあいのタスキ…全員タスキ持ってるだけでも強い。
~個別紹介~
参考として()内にレベル50時の実数値を記載。
304 - 284 - 336 - 277 - 336 - 122
(157 - 145 - 170 - 141 - 170 - 63)
ダイヤストーム ムーンフォース だいばくはつ トリックルーム
かわいくて強い。技は一致かつ両刀なのでダイヤストームとムンフォを採用。残りは採用理由のトリルとトリルターンを好きなタイミングで渡せる爆発。
持ち物については前回はフェアリーZで使用していたが今回は鋼ズマと選出したい場面が多くなると予想し、持たせるものがなくなってしまったので無難に強いオボンにした。発動機会は多く、砂下でサトゲコのハイポン+手裏剣耐えなど優秀であった。タスキやシュカ、リリバなどの行動保証アイテムでもよかったかもしれない。
タスキまで削った相手をダイヤストームで2分の1で起点にしたり、カバの砂と合わせて要塞化したり縦横無尽の活躍っぷり。普通に強かったので爆発させることは一度だけで済んでよかった。
選出:10/17
リザードン@Yナイト れいせい もうか→ひでり
359 - * - 192 - 348 - 206 - 212 (個体値: 31 - * - 31 - 31 - 31 - 30)
(184 - * - 98 - 177 - 105 - 108)
だいもんじ ソーラービーム エアスラッシュ めざめるパワー氷
メガエース。今回は地面耐性を得るためにリザY。めざ氷で50%ジガルデが確定。
技が当たらないので二度と使わない。一応晴れ文字はリザXのツメフレドラより火力が出るがそれ以外はXのほうが5億倍くらい強い。
選出:9/17
カバルドン@オボンのみ いじっぱり すなおこし
420 - 355 - 273 - * - 180 - 130
(215 - 180 - 139 - * - 92 -67)
ただでさえトリパはタスキ持ちが辛いのでこれをつぶす砂+ステロ要員。PT内唯一のS無補正。耐久が通常のカバと比べると物足りないが相手が勝手にあくび読みの行動をしてくれるので必要な仕事をこなすのはもちろんのこと殴りにも行けるえらいタイプ。流用個体のA特化。
ストーンエッジについては一回も打たなかったので積みを流すふきとばしも一考。
〇〇統一のような愛を感じるPTを破壊することが多かった。
選出:9/13
ガブリアス@ガブリアスナイト ゆうかん さめはだ→すなのちから
379 - 393 - 277 - * - 248 - 188 (個体値:31 - 31 - 31 - * - 31 - 0)
(194 - 199 - 116 - * - 126 - 96)
裏メガエース。今回使用可能ポケモンのなかでもっとも種族値が高いポケモンの一匹。トリパであることやリザが苦手な岩・電気に強いのでガブを選択。
シャドースチールではテッカグヤが多かったので対策の炎牙。げきりんが一貫していればめちゃめちゃ強いといった印象。砂を残してコイツにつなぐのが難しいのですなのちから地震はほとんど打てなかった。
各種ネクロ意識でSを最遅まで落とし、Aはメガ後に50%ジガルデを逆鱗で確定。D振りにしているがいまいち耐久は信用できない。
さめはだが強かった。
選出:13/18
ナットレイ@こだわりハチマキ ゆうかん てつのトゲ
351 - 311 - 304 - * - 268 - 68 (個体値:31 - 31 - 31 - * - 31 - 0)
(180 - 158 - 154 - * - 136 - 36)
ジャイロボール タネマシンガン しっぺがえし だいばくはつ
トリルエースのハチマキナット。技は一致のジャイロとタスキマンムー意識のタネガン、ネクロルナ意識で採用したしっぺがえし、トリル下で一匹もっていって後続につなげる爆発とした。こちらの鋼ズマ意識で鋼に厚い選出をされるためジャイロが通らず、ほぼしっぺを打っていた。
調整は陽気マーシャドーのインファ耐え。インファを耐えてトゲ+攻撃で落とすつもりだったがタネガンが2発で止まるので台パンした。また鋼だからネクロには勝てるでしょ~って言ってたら熱風で飛ばされる。
当初はジガルデを完封するブルルにするつもりであったがマンムーが重すぎるためナットに変更した。マンムーよりジガルデのほうが20倍くらい多かったのでブルルのほうが良かったかもしれない。
選出:7/15
361 - 453 - 291 - * - 292 - 169 (個体値:31 - 31 - 31 - * - 31 - 29)
(185 - 228 - 148 - * - 148 - 86)
フォトンゲイザー メテオドライブ ロックブラスト トリックルーム
鋼ズマの画像がなかった。トリル起動役その2。技は役割のトリルと一致高火力2つ。フォトンゲイザーは疑似的に両刀になれるのがえらい。ロクブラはタスキつぶしやリザ意識で採用したが全く役に立たなかった。鋼ズマミラー意識の地震のほうがよい。
50%ジガルデ、ウルネク、ネクロルナはZメテドラでH振りまでなら落とせるのでこれらが重いうちのPTでは打つ機会が多く、Z枠としてもトリル枠としても非常に優秀であった。プリズムアーマーである程度の行動保証があるのも〇。
トリルズマミラーを意識して個体値を微下げした。ミラーしなかった。
選出:20/33
~所感~
ナットレイやリザードンなど微妙にフィットしていないポケモンはいるが比較的完成度の高いPTを組むことができた。特に鋼ズマ起動のトリパはこちらも当たらなかったので、おそらく相手に読まれることもなかったのだと思う。普通ならばもう少し詰めたいところではあるが一回限りの大会なのが残念。
明確な反省点として、
・ウルネクの仕様を知らなかった(ネクロルナ、鋼ズマがウルネクになれるとは知らなかった)。
→鋼ズマはリザで対策、ウルネクは鋼ズマで対策していたのでこれに抗えず蹂躙された。
・地面の一貫が強い。
→ランド、ジガルデへの処理ルートはいくつか用意していたが、ドダイトス統一は無理だった。
・技が当たらない。
→対戦回数が少ない大会であること、トリパは短期決戦であることから高火力を優先したがかなり下振れが起き、勝てる対戦をいくつか落とした。全体のSが遅いためひるみに屈する場面も多かった(スカイミ、ジラーチはまだしもゲッコウガの悪波ひるみは犯罪)。
良かった点は、
・勝ち筋をトリパに絞った。
・トリパであることを悟られにくいPTにできた。
・タスキ一強の環境を読んだカバルドンが刺さった。
最終1700を目指して、途中までは到達できるペースだっただけに残念な結果に終わった。
おわり